Category Archives: 意欲低下

ご利用者様が意欲低下の場合に改善された事例を紹介いたします。

患者を理解する

どの職種でもそうですが怖いのは慣れというもの。

 

慣れると最初の頃とは違い仕事が段々と作業に近づいていく。

 

そのモチベーションを維持するのは大変。

 

また、自分では、上手くやっているつもりでも

口に出さないだけで患者も作業になるとそれはすぐに気がつく。

 

もし、明日の朝起きた時。

 

あなたの身体半分が麻痺し何も感じなくなっていたら。

 

身体は、歯を抜く時に麻酔をかけられたように感じなくなっている。

そうなった時に自分の精神はどんな状況になるのだろうか?

 

いつもと変わらず笑顔でいられるだろうか?

 

我が事だと思って仕事をすれば、もっと素晴らしい仕事が出来ると思います。

訪問マッサージの役割

介護など認定されていらっしゃるかたは

ADLやQOLなど耳にした方も多いかと思います。

 

介護にマッサージなんて必要?なんて方も多いはず。

介護に認定されるような高齢者から腰が痛む、足が痛くて歩けないので

これさえなんとかなればなんて言われた人もいるでしょう。

 

マッサージって、皆さんはどのような時にかかることが多いでしょうか?

腰痛や肩こりなどの痛みがあるなどではないでしょうか?

 

上記のように痛みを抱えた状態はとてもストレスが強いもの。

 

痛みが身体の動きの妨げとなり、

寝ている時間を助長するなど悪循環を引き起こす事さえあります。

もし、あなたの家族が痛みから解放された表情を思い浮かべてください。

 

きっと、穏やかな表情に変化しているはず。

 

そうすれば、意欲も向上しADLやQOLも向上しやすくなります。

脳卒中へのマッサージ2

QOL(生活の質)って言葉。

 

 

Cramerって方が脳卒中患者の指に刺激を入れて脳の活動を調べる実験したことがある。

 

指に刺激を入れる事によって

感覚野に損傷を持った方では、運動野に反応がみられ、

運動野に損傷を持った方では、感覚野で反応がみられたとのこと。

 

感覚野とは、手など触った情報を脳へ伝えるアップロード。

その脳へ伝わった情報は脳から手へと指令を出す。

 

具体的に例えるなら、火に近づいた手が熱さを感じ脳へ伝わり(アップロード)

脳から手を引っ込めろと手へ指令を下す。(ダウンロード)

 

だから、例え今、手が動かなくても情報がアップロードかダウンロードされているのならば

その機能は生きている事になる。

 

ただ、それが微弱であるのだから強化すれば良い。

 

理学療法が進化しているようにマッサージも本当は進化している。

 

皆さんが想像する腰痛や肩こりの時に受けるようなマッサージは過去のもの。

 

マッサージも一方的から双方向になることによって、より効果は高くなっていく。

 

軽擦で麻痺の範囲を小さくする事も出来るし、

軽擦で、拘縮を軽減する事さえ出来る。

 

 

可能性の芽

私は、訪問マッサージを行う以前、
マッサージの治療院だけでなく、スポーツトレーナー、ホテルの客室やスパ、
クリニックなど色々な勉強をさせていただきました。

この中で、治療の発想転換にもっとも影響を与えたのはスポーツクラブだったと感じる。

クリニックや治療院と同じようにスポーツクラブには数多くの高齢者がいた。

ここに集う人々の会話は腰痛や膝痛があっても受動的に痛みがなくなるのを待っているのではなく
積極的に改善を狙うには、どうすれば良いのか話している方も多かった。

トレーニングの内容もリハビリって感じより鍛え込むトレーニングって感じ。

80歳で毎日5km走るおじいちゃん。
75歳でベンチプレス140kg上げるおじいちゃん。
毎朝、太極拳を行い私よりかなり柔軟性の高いおじいちゃんやおばあちゃん。

もう年だから、現状を維持するという思考ではなく、
高齢者になっても機能を向上させるという思考。

今、私が訪問マッサージを行っているおばあちゃんも90歳半ばになって
寝たきりで起立性低血圧などあった方も積極的に身体を動かすようになり
立ち上がり動作(スクワットのようなもの)も20回くらいは行い
トイレなども一人で行けるようになったり、

脊髄炎があって歩行困難な方が階段歩行50段上がれるようになったり。

もちろん、すべてが改善出来る訳ではないけど、もっと自分の可能性を信じて
楽しみを見つけていただければ面白いんじゃないかなって。

傾聴とノンバーバルコミュニケーション

NHK スーパープレゼンテーション 「黙って人の話を聞け!」でやっていた一場面に

“自ら変わろうとしない人は放っておくべきだ”

By Vintage Schumacher (シューマッハ)著「Small is beautiful」

 という内容のものがあった。

タイトルの聞くという言葉から私たちが仕事にする中での傾聴が頭に浮かんだ。

 

NBM(Narrative Based Medicine)のNにあたるナラティブ(物語る)を重要視することで

QOLが向上すれば良いとは思う。

 

しかし、本人が変わろうとしないものをコチラがいくら押し付けても上手くいくはずがない。

 

先日のことである。

訪問先である江戸川区でのご利用者様は自宅で暮らしたいという。

しかし、食事がしっかり摂れていないこともあり入院を余儀なくされた。

 

本人の話しをよく聞くことにより「しっかりと栄養をとり回復すれば自宅で暮らせる可能性もある。」と伝えたところ

一生懸命に食事を摂り、医師からも本人の意思を尊重したいとのことで一時的に許可をされたこともあった。

 

私たちが患者様の辛さを理解しマッサージという技術のほかにも

ちゃんと心の声にも耳を傾けることによって本人も変わろうとする場面もある。

必ずうまくいくとは限らない、この仕事だけれども成功事例を少しでも積み上げることによって

お客様の意欲向上につなげられたら幸せだと思う。

 

80歳でもレディーガガ VOL.1

「Fさんって、パソコンで何しているんですか?」って僕が尋ねた。

おじいちゃんは、にっこり笑ってこう答えた。

 

「YouTubeでレディーガガを見ているよ」

 

このFさんと出会ったのは要介護3の時。

トイレもやっと。(オムツだけは絶対に嫌だとの事)

目に力もない。

まぁ、やる気もない(苦笑)

 

部屋の枕元に携帯電話とテレビが置いてあり、

隣の部屋にはパソコンがぽつんと置いてある。

 

当初は、極々普通の高齢者。

普通にマッサージをしてを週2回繰り返す。

 

恐らくヘルパーさんやケアマネさんも同じだと思うけど

最初は猜疑心(さいぎしん)のあるご利用者も多い。

 

ただ、ひたすらマッサージし説明する。

病気の事やマッサージの事。

そして毎日の変化とか。

 

そうすると突然打ち解ける時が来る。

凍っていた氷が溶けて春がくるような感じ。

 

そんな心の氷が溶け始めたら

いろんな事を教えてくれた。

 

柴又の話しや、鯉の料理の話しとか。

 

そこから、対話が始まりました。     つづく…

 

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歩行困難、痛みを軽減したいなら。

対象エリア 葛飾、足立、江戸川区

お問い合わせ、ご相談は info@core-m.com

葛飾区宝町2-30-7 エムイーシービル101

訪問マッサージ コア

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脳卒中における訪問マッサージの必要性

マッサージは、通常行われるリハビリよりは受動的である。

受動的というのは、言葉の通り受身的であるということ。

 

しかし、高齢者によっては歩行が困難で、また歩けたらという気持ちはあるものの意欲的でない場合も多い。

そんな時にこそ、是非取り入れていただきたいのが訪問マッサージだと思う。

身体が軽くなる実感があれば、リハビリなど自ら率先して動こうと思う

リハビリ意欲にもつながることも多い。

 

いかに短期間で最大の効果を得られるかが求められる脳卒中において

慢性期であっても、拘縮など進行しないようにマッサージを通じ

刺激を入れることは筋肉や神経への刺激になる他、廃用による浮腫の軽減など効果は見られる。

 

ご利用者様以外でも、実際にどのようなことを行うのか興味があったり、

体験してみたい方は、ご連絡ください。

 

廃用性萎縮から

初詣に行くのが夢

おじいちゃんは、そう答えた。

自分の体力が衰え意気消沈して寝てばかりいる。

 

歩行訓練も少し歩くと諦めてしまう。

ある日ふとした会話から初詣に行きたいと。

 

私は、頭の中で計算した。

元旦など混雑していなければ車椅子で行ける。

でも、その為には多少の歩行も出来た方がいい。

だから、目標設定を玄関までにした。

おじいちゃん。

靴を履いて車まで行ければ初詣に行けるよ。

そうしたら、おじいちゃんはニッコリと笑う。

以前は歩行距離が2〜3mだった。

最初はそれを維持した。

ある日、もう少し歩きたいという

奥様も喜んでいる。

 

その日は、一往復追加した。

ヨロヨロしながらも頑張るおじいちゃん。

その後、マッサージを続けながら距離を15mくらいまで伸ばした。

これにお孫さんが感激しなんと今年初詣に行ったと報告がありました。

 

これからも頑張って来年は自分の脚で初詣行こうね。