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ご利用者様が、回復していくイメージになればと思います。

ホスピタリティー

おはようございます。

訪問マッサージ師の小泉英也と申します。

以前、ホスピタリティーで有名なラグジュアリーホテルで

客室マッサージなど行っていました。

最近は、企業もクレドつくってみたりホスピタリティーだといってみたりしていますが

少し違うかなと?

 

その違うという意味は本質がズレているってこと。

例えばホテルでの満足は、快適に過ごせる時空間って定義したとします。

では、マッサージ師に求められる満足って何?ってこと。

 

それって、快適に生活を送れる身体環境なんじゃないかなって。

別にコミュニケーションが不必要ってことではなく、

それ以上に満足度を高めようと思った場合

より快適に生活を送れるようにどうしたら良いかって事を学ぶことが大切なんじゃないかと思います。

 

麻痺を改善させたいけど麻痺ってどんなメカニズムなんだろう?

それで、しっかりと改善させてあげればより良い関係が作れるんじゃないかな?

大切なのは、本当に患者の気持ちに立ってみて自分が出来ることをすることだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィジカル&メンタル

失認症や言語障害などがあるとなかなか意思の疎通が難しい。

 

どうすれば、この患者様が喜んでくれるのか?

 

そこで、意識しているのは常に患者が主役だということ。

 

会話であれ、食事などの行動を含めて遅いことも多いので

自分の言いたいことなどを一方的に伝えるのではなく

ゆっくりと相手が伝えたいことが伝えられるまで待つ。

 

多くの方は、最初伝えるのをやめる。

 

きっと、伝わらないと思っちゃうから。

 

でも、毎回じっくり待つとポツリポツリと語り出して来る。

 

最初は、苦痛などが多い。

 

 

でも、途中から言葉が変化する。

 

「ありがとう」 に変化する。

 

聞くことによって、そして患者様が主役になることによって

 

 

アクティブレスト

私は、訪問日数の多い患者様にはアクティブレストを用いることも多い。

アクティブレストとは、積極的休息法を意味する。

 

例えば野球を毎日やっていると、同じ部分ばかりに負担がかかるから

休み=身体を休める

ではなく、サッカーをしたり、水泳をしたりして違う動きをすることで

いつも使っている部位を休めながら、体力も増強していく。

 

運動も、毎回滑車など同じ部分を使わずに違う動きを入れてみる。

 

 

66.2

66.2とは、65歳以上の女性が転倒した際に起きる傷害の%割合である。
それ以前にスリップしたり、よろめきやつまづきでの転倒での死因に至った傷害の割合で一番多いのが頭蓋内損傷。

男性の64歳未満の骨折による転倒死が1.8%から65歳以上になると36.2%まで跳ね上がるが
女性は64歳未満の骨折による転倒死が6.8%から65歳以上になると更に66.2%跳ね上がる。

また65歳までは転倒の原因として脳血管障害がトップですが
85歳以上なると順位は、高齢による衰弱、認知症が上位になる。

認知症の患者は廃用性も伴う方も多いので知覚の向上や、
廃用性を防ぐためにもマッサージは有用である。

また知覚などの感覚器も年齢とともに低下するがマッサージにおいて
能力が向上するので
是非、オススメいたします。

痛みの緩和

介護の現場では共感を示すという言葉が使われる。

 

現在、腰痛や頚肩部などの痛みは心理的、社会的因子が多いという研究結果もたくさんある。

 

独居など対話する時間が短い人にしてみれば

この共感というのはとても大切。

 

マッサージという行為をする以外にも耳をしっかりと傾けるだけでも

疼痛緩和に役立つと考えている。

 

 

患者を理解する

どの職種でもそうですが怖いのは慣れというもの。

 

慣れると最初の頃とは違い仕事が段々と作業に近づいていく。

 

そのモチベーションを維持するのは大変。

 

また、自分では、上手くやっているつもりでも

口に出さないだけで患者も作業になるとそれはすぐに気がつく。

 

もし、明日の朝起きた時。

 

あなたの身体半分が麻痺し何も感じなくなっていたら。

 

身体は、歯を抜く時に麻酔をかけられたように感じなくなっている。

そうなった時に自分の精神はどんな状況になるのだろうか?

 

いつもと変わらず笑顔でいられるだろうか?

 

我が事だと思って仕事をすれば、もっと素晴らしい仕事が出来ると思います。

転倒予防リスク要因のアセスメント

パンフレットの写真の為か私は浮腫改善のリクエストが多い。

浮腫といっても介護などを受けていらっしゃる方の場合には

通常の浮腫とは違い廃用性浮腫やリンパ性浮腫の方もいらっしゃいます。

 

それは、圧痕が残る程度ではなく

もう皮膚が破れるのではと思うくらいパンパンに腫れ上がった状態。

 

そうすれば、足の裏の感覚も通常と異なり安定しない状態となり

転倒しやすくなってしまう。

 

浮腫って、多少あるだけでも結構だるさを感じたりするのに

足の甲までパンパンに膨らんでいると更に自覚症状は強くなっていきます。

 

ケアマネジャさんや家族から稀に

「でも、すぐに戻るんでしょ?」

と、言われる事もありますが

 

浮腫すべてが完全に消える事はなくても

パンパンの状態からかなり改善される方も多々あります。

 

興味のある方はご連絡ください。

訪問マッサージの役割

介護など認定されていらっしゃるかたは

ADLやQOLなど耳にした方も多いかと思います。

 

介護にマッサージなんて必要?なんて方も多いはず。

介護に認定されるような高齢者から腰が痛む、足が痛くて歩けないので

これさえなんとかなればなんて言われた人もいるでしょう。

 

マッサージって、皆さんはどのような時にかかることが多いでしょうか?

腰痛や肩こりなどの痛みがあるなどではないでしょうか?

 

上記のように痛みを抱えた状態はとてもストレスが強いもの。

 

痛みが身体の動きの妨げとなり、

寝ている時間を助長するなど悪循環を引き起こす事さえあります。

もし、あなたの家族が痛みから解放された表情を思い浮かべてください。

 

きっと、穏やかな表情に変化しているはず。

 

そうすれば、意欲も向上しADLやQOLも向上しやすくなります。

脳卒中へのマッサージ2

QOL(生活の質)って言葉。

 

 

Cramerって方が脳卒中患者の指に刺激を入れて脳の活動を調べる実験したことがある。

 

指に刺激を入れる事によって

感覚野に損傷を持った方では、運動野に反応がみられ、

運動野に損傷を持った方では、感覚野で反応がみられたとのこと。

 

感覚野とは、手など触った情報を脳へ伝えるアップロード。

その脳へ伝わった情報は脳から手へと指令を出す。

 

具体的に例えるなら、火に近づいた手が熱さを感じ脳へ伝わり(アップロード)

脳から手を引っ込めろと手へ指令を下す。(ダウンロード)

 

だから、例え今、手が動かなくても情報がアップロードかダウンロードされているのならば

その機能は生きている事になる。

 

ただ、それが微弱であるのだから強化すれば良い。

 

理学療法が進化しているようにマッサージも本当は進化している。

 

皆さんが想像する腰痛や肩こりの時に受けるようなマッサージは過去のもの。

 

マッサージも一方的から双方向になることによって、より効果は高くなっていく。

 

軽擦で麻痺の範囲を小さくする事も出来るし、

軽擦で、拘縮を軽減する事さえ出来る。

 

 

可能性の芽

私は、訪問マッサージを行う以前、
マッサージの治療院だけでなく、スポーツトレーナー、ホテルの客室やスパ、
クリニックなど色々な勉強をさせていただきました。

この中で、治療の発想転換にもっとも影響を与えたのはスポーツクラブだったと感じる。

クリニックや治療院と同じようにスポーツクラブには数多くの高齢者がいた。

ここに集う人々の会話は腰痛や膝痛があっても受動的に痛みがなくなるのを待っているのではなく
積極的に改善を狙うには、どうすれば良いのか話している方も多かった。

トレーニングの内容もリハビリって感じより鍛え込むトレーニングって感じ。

80歳で毎日5km走るおじいちゃん。
75歳でベンチプレス140kg上げるおじいちゃん。
毎朝、太極拳を行い私よりかなり柔軟性の高いおじいちゃんやおばあちゃん。

もう年だから、現状を維持するという思考ではなく、
高齢者になっても機能を向上させるという思考。

今、私が訪問マッサージを行っているおばあちゃんも90歳半ばになって
寝たきりで起立性低血圧などあった方も積極的に身体を動かすようになり
立ち上がり動作(スクワットのようなもの)も20回くらいは行い
トイレなども一人で行けるようになったり、

脊髄炎があって歩行困難な方が階段歩行50段上がれるようになったり。

もちろん、すべてが改善出来る訳ではないけど、もっと自分の可能性を信じて
楽しみを見つけていただければ面白いんじゃないかなって。