脳卒中へのマッサージ2
QOL(生活の質)って言葉。
Cramerって方が脳卒中患者の指に刺激を入れて脳の活動を調べる実験したことがある。
指に刺激を入れる事によって
感覚野に損傷を持った方では、運動野に反応がみられ、
運動野に損傷を持った方では、感覚野で反応がみられたとのこと。
感覚野とは、手など触った情報を脳へ伝えるアップロード。
その脳へ伝わった情報は脳から手へと指令を出す。
具体的に例えるなら、火に近づいた手が熱さを感じ脳へ伝わり(アップロード)
脳から手を引っ込めろと手へ指令を下す。(ダウンロード)
だから、例え今、手が動かなくても情報がアップロードかダウンロードされているのならば
その機能は生きている事になる。
ただ、それが微弱であるのだから強化すれば良い。
理学療法が進化しているようにマッサージも本当は進化している。
皆さんが想像する腰痛や肩こりの時に受けるようなマッサージは過去のもの。
マッサージも一方的から双方向になることによって、より効果は高くなっていく。
軽擦で麻痺の範囲を小さくする事も出来るし、
軽擦で、拘縮を軽減する事さえ出来る。
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